平成2年度 研究報告 大分県工業試験場
抄
録
セクション(断面)定義による2。5次元加工シス
テムの開発
機械部 大 塚 裕 俊
水 江
宏EWS等を中心とするコンピューターの高機能 化血低価格化によって、複碓な3次元形状を空間上 にモデル化しNC加工情報を作成する等の機能を もったCÅD/CÅMシステムが普及しているが、 製造業の分野や製品の種別◎ 精度のグレふド等によ
っては、まだまだそのような高機能化¢高級化が採 算に乗らないことが多く、既存のパソコン程度の処 理能力のハードでもまだ活用の余地がある場合があ
る。
NC制御による加工機能それ自体も、直交する3 平面上での直線及び円弧補間動作を基本としている
ことから、対象となる立体形状が2次元平面(断面) の連続として定義可能ならば、計算処理時間や情報 量の蘭で空間ヒの膨大な点群によるデ←夕化に比べ
て大幅に有利である。
そこで複数のセクション(断面)を任意の円弧と
直線の2次元形状として与えられたモデル(立体形
状)を対象とし、ボールエンドミル等ニ1二具オフセッ
ト情事巨を適抑こ与えて2ナ5次元加工NC情報を作成
できるシステムを試作した。
図はこれによるNCパスの例であり、このシステ
ムはゴム金型の製作工程において現在すでに稼働中 である。
なお、各セクション(断面)問の輪郭中形状の変
化及び工具オフセットの効果的制御等について今後 検討する。
2〝5次元加工システムの利鞘例